7月8日(日)。
宗北龍の初子。
「イコロ君に会いに行こう!!」の予定が、悪天候で中止(涙)
前々から予定していた、庭の剪定が1日順延で行われました。
宗とみゆがいると庭師さんが入ると吠えるので、
イコロ君に会いに行っている間に入って頂く予定でした。

前回にも書いたように。。。我が家に大事件が。。。

門の横にある「花水木」の木の上に「百舌鳥の巣」があったのです 😯
全く気が付かずにいたのですが、剪定をするとその姿を現し、
中には、6羽の雛がいました。

百舌鳥の親

百舌鳥の親

雛鳥はまだ姿は見えず、番いの親鳥がせっせと餌を運んでいました。
木が切られ、丸見えになった巣。真夏の日差しが容赦なく照り付けます。
はじめの1週間は、暑いものの、私たちは見守るしかできず。。。
朝起きては、巣を確認し、昼、夜とただ巣を見上げる日が1週間続きました。

6羽の雛

6羽の雛

ある日、夕方、宗とみゆの世話をしていると、
前のグランドの電柱にカラスがやって来ました。
私は、「百舌鳥の仔が・・・」と思い、宗を花水木の下に繋ぎ、
わんこの水飲みをたたいて音を出し(これに宗とみゆはびっくりしてました。)
約40分ほどカラスが立ち去るまで 仁王立ち!!
宗も付き合ってくれました。
ご近所の方はさぞかしおかしく思った事でしょう。。。

少しづつ、雛も大きくなって行くのがわかりました。

照り付ける日差しに、
親鳥は、自分が太陽に背を向けて日陰を作っているのを何度となく見ました。

日陰を作る親鳥

日陰を作る親鳥

朝の東からの日差しには上の様にして、
夕方の日差しには、反対側に親はとまっていました。

酷暑と呼ばれる日が続きます。

雛と親鳥

雛と親鳥

そんな中でも雛は大きくなって行きました。
親鳥がいない時は、暑さに耐えかねるのか、雛も辛そうです。

暑さに耐えかねる雛たち

暑さに耐えかねる雛たち

小さな巣は、もう一杯に見えました。

そんな中、我が家は、宗とみゆの水浴びを決行!!
宗とみゆは涼をとり、宗は、回転棒に繋がれて
穴を掘り、ウトウトしていました。
私たちも一旦家に入って一服し、私は気になる「百舌鳥の巣」を窓から何度も見ていました。

そろそろ宗を犬舎に戻そうか!!
庭に出ると、宗の様子が先ほどまでと違います 😯
垣根越しに、門の方を見ているのです。
私も気になり、百舌鳥の巣を見るために庭にまわると!!!

1羽の雛が、巣から落ちて、庭にいました!!!!!

百舌鳥の雛

百舌鳥の雛

庭をちょこちょこと少し飛びながら歩き、宗の犬舎の方へ行きます。
デッキに上がり、動きを止めました。

「野鳥は触ってはいけない。」

ただ見ている事しかできない。
この後、我が家と隣地のフェンスにとまり、じっとしています。
一旦は、主人に促され、家に入ったのですが、どうしても気になります。

ふっと、お世話になった先生が生物の観察・研究をされている事を思い出し、
無理を承知でお電話をさせていただきました。
その方の専門は、「植物」。
でも知り合いに「野鳥」を専門にしている人がいるので、聞いてみると
言って下さり、
そして、何と、お二人で来てくだるとの事

それまでの間に、雛は隣の畑に入っていき、主人が見守っていました。

電話から何と20分程でお二人は、脚立を持ち、我が家へ来てくださいました。

巣に戻る雛

巣に戻る雛

雛を見て下さり、
「まだ巣立つには、早いな。。。巣に戻そう!」と言って下さり、
これも持参された大きな脚立を下ろして、雛を巣に戻してくださいました。

人が庭にいる時は、親鳥は、寄り添いながら警戒音を出し、見ていました。

百舌鳥

百舌鳥

我が家で一時、お茶を飲みながら自然の鳥の話をしてくださいました。

決して「自然淘汰」と言う言葉は使われませんでした。
「生き物は、補償を作る。6つの卵のいくつかはその補償」だと
自然の摂理をやさしい言葉で説いて下さいました。
でもあの巣は、木が切られ、直射日光が当たっているので、
過酷な状態で、外敵からも狙われやすい・・・
ちょっと木で隠しても良いかもしれないが・・・
との事。

皆さんが帰られてから主人と二人、近くの山の木を少し切ってきて(すみません<m(__)m>)
少しでも巣に日陰を作ろうと苦心しました。

父さんがんばる

父さんがんばる

何とか、日陰が出来たかな。。。
でも水が切れた木の葉は、すこしづつしおれてきます。
夜中に、又二人で、紙コップに綿と水を入れ、木の切り口に
しばりつけました。(朝には取れていました 🙁 )

そして、次の日の朝、知人からの携帯がなり
「直射日光はあまりにも過酷な環境なので、簡易な板を木に付けても良いですか?」
と、私にはとても嬉しい言葉をかけて下さいました。

屋根の付いた巣

屋根の付いた巣

親鳥が止まりにくくならない様に絶妙な位置に取り付けてくれました。

屋根付きの巣

屋根付きの巣

先週から暑さは過酷になるばかり
毎日見ていた私は少しホッとしました。
雛はどんどん大きくなって行きます。

餌を与える親鳥

餌を与える親鳥

親鳥は、屋根がついても上手に先ず、下の枝にとまり、
そして上がって行って、餌を与えていました。

そして、一昨日、朝見ると、1羽いなくなっている様に思いました。
でも、下から見るだけでは確実な数はわかりません。
雛は大きくなっていて、巣は6羽の雛には小さくなっていました。

そして夕方。1羽の雛が又庭にいました。
野鳥の会の方が、脚立を置いて行ってくださっていたので、主人は又巣に戻しました。

バイバイ。ピッピ

バイバイ。ピッピ

でも、すぐに又巣から出て降りてきます。
前と違って、ふっくらとして羽ばたきながら50㎝から1メートルぐらい飛べています。
私は、この百舌鳥の巣を見つけてからインターネットで
「百舌鳥の巣立ちの仕方」を検索していました。

鳥は完全に飛べるようになってから巣立つと思っていたのですが、
実際には、もう少し前に巣立つ様です。
本当は、今少し巣にいても良かったのかもしれません。
でももう巣には戻ってくれません。

「これで、バイバイの日が来たんだね。」
「元気で大きくなってね。。。」我が家の裏のフェンスに一旦とまった
百舌鳥の雛に私は声を掛けました。
巣を見つけてから私は勝手に名前をつけて「ピッピ達」と呼んでいました。
私が声を掛けてから
すぐに雛はフェンスから下の敷地に飛び降り、すこしづつ離れて行きました。
日が沈み、もう私にはその姿を追うことは出来ませんでした。

雛の数が減っています。

雛の数が減っています。

そして、次の朝には、もう1羽いなくなり、昼には残り1羽となりました。
夕方には、1羽は確認でき、花水木の隣の金木犀の木に1羽いるのも見えました。

主人が仕事から帰ってきた時には、もう雛は1羽も巣にはいませんでした。

主人が、脚立に上がり、懐中電灯で巣の中の確認をすると、
やはり巣にはもう1羽もいませんでした。

全ての雛が「巣立った」のだと思います。

今、我が家の周りで、朝晩雛の声、親の声が聞こえてきます。
親鳥も飛び回っています。給餌していると思う様にしています。

はじめ巣を見つけた時
「こんな時期に庭の木を切らなければ・・・」と
何度も悔やみました

2週間。ピッピの事を、気にしながらの日々が続きました。
暑い中、番の親鳥は、本当に熱心に雛鳥を育てました。

今、ニュースやネットで、悲惨な話題が流れています。
私たちも今一度、
「人としての一番根っこにある心を・・・」
見つめなおす時なのだと、百舌鳥の姿で教えられました。

我が家には、宗北龍とみゆの2頭の北海道犬がいます。

そして、宗北龍の初子が2頭産まれました。
イコロと龍。
交配のチャンスはもう無いかもしれません。
イコロと龍の成長がとても楽しみな・・・ばぁばです。。

百舌鳥の仔 ピッピ達!!!みんな元気で大きくなってね!!!

そんな2週間でした。