わんこの闘病について

「悪性リンパ腫」他の病気についても

新たにメールをいただきました。

飼い主の方々がそれぞれに悩み、

いろいろな選択をされているメールです。

では、ご紹介いたします。

(以下メールの内容)※個人名等は編集させていただいております。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

愛犬の病気の話を読むのは気が滅入る方もいらっしゃるかもしれませんから、関心のある方にだけ読んでいただければと思います。
 
2014年6月のはじめに左側の下顎の口唇の一部が赤く腫れているのに気付きました。
犬歯が当たってちょっと血もにじんでいたので、獣医さんに連れていくと、「何かを噛んだ拍子に歯があたって傷がついて、そこが腫れたんでしょう。」と言われ、化膿止めの薬をもらって6日間飲ませました。
飲み終わるころには出血は止まり、腫れも少しひいたように見えたので、そのまま様子をみていました。
でも、また腫れてきた(赤い直径2ミリくらいの腫れが3か所ほどに増えていた)ので、再度獣医さんのところに行くと、「おかしいですね。でも腫れの表面がつるつるしているので、腫瘍ではないと思います。」と言われ、さらに6日間薬を飲ませました。
しかし、腫れはひかず、全体につながって大きくなってきたので、病理組織検査のため、3か所の病片をとりました。
検査の結果、6月16日に中~高分化型リンパ腫で、口唇粘膜下組織から深部の骨格筋に至るまで腫瘍性円形細胞がシート状に増殖していることがわかりました。
さらに1週間後に追加報告があり、T細胞性リンパ腫という悪性であること、血液中に波及する(いわゆる白血病)可能性が高く、何もしなければ数週間~数ヶ月の命かもしれないと言われました。
 
ただ、手術で除去するといっても、下顎をとってしまうことになるので、食べにくくなり、そのまま食べられなくなってしまう恐れもある。
また高齢なので、全身麻酔の手術は、麻酔から醒めないという危険性もある。放射線治療とか抗がん剤を使う方法もあるが、この種のリンパ腫にはあまり効果が期待できないといわれており、むしろ副作用(嘔吐や下痢)で苦しむかもしれないとのことでした。
それで、今、特に痛がっているわけでもなく、食欲もあるなら、このまま過ごさせるというケアもあるのではないかというのが獣医さんの見解でした。
 
実は、祖父にあたる北海道犬の牡(当時14歳)を2010年の秋に亡くしており、その時は、体にできものができたのを手術で切除したのですが、手術後、食欲がもどらず、ベランダに寝たきりの状態で2週間ぐらい苦しんだ末に亡くなったのをはたで見ているのが本当につらかったのです。
手術する前は、ふらつきながらも散歩したり、好きな鶏肉などはよく食べていたのですが、手術後は食欲がまったくなくなり、好きだった食べ物も口に入れるのを拒むので、流動食にして注射器のような道具で無理やり口に入れてもすぐに吐いたりして、薬を飲ませるのも大変でした。
自力で排泄もできず、しても下痢状態なので、体が汚れないように人間用の紙おむつ(私の父の介護用に買ってあったもの)を改造してはかせていました。
おとなしくおむつをしてくれたのは助かりましたが、排泄のたびにお腹が痛むようで、辛そうにいつまでも鳴くのが本当にかわいそうでした。
うちは森の中の一軒家なので、いくら犬が鳴いても隣近所に迷惑をかけることはありませんでしたが、最後の夜も、お腹が痛むらしく、のたうちまわって鳴くのを2時間ぐらいなでたりさすったりしているうちに、夜中すぎに絶命しました。
 
そんな経験もあって、今回は、できるだけきままに過ごさせてやりたいと思い、獣医さんの見解に同意しました。
そして痛みや辛そうな様子が出てきた場合は苦痛を取り除いてやる方法を考えることをお願いし、今まで通り過ごさせてやろうと決めました。
あれから5カ月、赤い腫瘍は左側の口唇全体に広がって、人間の目には痛々しく映りますが、本人はあまり気にしていないようで、朝は元気いっぱいに散歩に出て、排泄も順調(ただ排泄した後は疲れるのか、休み休み歩きます)ですし、朝ごはんのドックフードも、量は他の犬たちの半分程度ですが完食します。
そして、昼間は私が仕事で留守の間、自分の小屋でおとなしく寝ている(休みの日に観察していると、ほとんど寝ている)ようです。私が仕事から戻ると、おしっこをしてベランダに上がり、2回目の食事(鶏のささみや好物のチーズやかまぼこなどを細かくしたもの)を本当にうれしそうにパクパク食べます。
おかげで体重もほとんど変わりません。もちろん目に見えないところで腫瘍が増殖している可能性は大きいと思いますから、いつまでも今の状態が続くとは期待していませんし、ネットの記事などを読むと、本当に何もせずにいていいのだろうかと心が揺れることもあります。
でも、何よりうれしそうに日々を過ごしていること、数週間かもしれないと言われた命が5カ月以上続いていること、毎朝自力で歩き、排泄し、甘えてきて、食欲も旺盛なのを見ていると、少しでも長くこの状態が続いてほしいと願うばかりです。
定期的に獣医さんにはみてもらっていますので、異変があったら、またお知らせしたいと思います。長くなりましたが、「我が家のリンパ腫との付き合い方」のご報告です。
 
宗ちゃんの可愛い写真、本当に癒されますね。
私も、現在のログハウスに移る前に飼っていた柴犬(2カ月でもらって、13年間可愛がって育てともに暮らした)を亡くしたときは、数か月は思い出すたびに涙が出て、完全なペットロス状態でしたが、その後、北海道犬2頭が来てくれて、元気になることができました。
また、主人を亡くした心の空白も犬たちが埋めてくれています。
犬の寿命は人間より短いので、また辛い思いをしなければなりませんが、今度はできる限り明るく、犬に感謝してお別れしたいと思っています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*画像の文字を入力してください。

Top